科目別対策 時事問題
時事問題
多くの人が頭を悩ますのがこの時事問題ではないでしょうか。
だいたいどの自治体の試験でも4問程度出題されるみたいですね。
さらに教養・専門の一般知識、事情問題としても出題されることがあるので、捨てるわけにはいきません。
対策は毎日、新聞をこまめに読む、ニュース番組を見る、時事関連のホームページをさがす・・・などなど。
いろんな分野から出されるので手広く勉強しておかなければならないのもツライとこです。
普段はスポーツ欄とテレビ欄しか関心のなかった僕でさえ、試験前は新聞を一通り読んでました。
筑紫哲也のNEWS23もみちゃいました。ニュース番組ではあれが一番いいような気がします。
資金のある人は[朝日キーワード]なんかを買ってみるのもいいかも。
時事問題ができたか否かで順位が大きく変動するので、最低限度の知識は得ておくべきかとおもわれます。
今年でしたら98年〜99年春までのものが範囲ですね。試験直前のものもたまに出されるんで注意してください。
ここでは97年後期〜98年春までの時事トピックを載せておきます。
98年のものはひょっとすると今年も出るかもしれません。
特別区は毎年白書関係から1問出題されるという傾向があります。
政治行政
- 気候変動枠組み条約第3回締約国会議(97年12月)
通称温暖化防止京都会議、ネット方式、排出権取引、途上国は義務を負わない
- 地方分権推進委員会勧告
1次勧告・・機関委任事務廃止(自治事務と法定受諾事務に)
2次勧告・・補助金整理合理化、地方財源充実
4次勧告・・国地方係争処理委員会設置、地方分権推進計画策定
- 財政構造改革法
2003年に赤字国債発行をゼロにする、国と地方の財政赤字をGDP比3%以下にする
- 橋本政権の景気対策
98年2月2兆円減税と30兆円の金融システム安定化対策、5月の補正予算で16兆円の総合経済対策
労働・社会
- 介護保険法成立(97年12月)
市町村と23区が主体、40歳以上の国民ず被保険者、2000年から開始
- 男女雇用機会均等法と労働基準法の改正
99年4月から施行、女子保護規定の撤廃、雇用機会均等法の強化など
- 平成9年国民生活白書
テーマは「働く女性」、パートとしての職場進出増加、賃金格差が徐々に縮小などなど
- 人口動態
合計特殊出生率 1.43
総人口 1億2525万人(前年比0.27%増)
高齢者比率 15.43%(過去最高)
(高齢者比率が7%以上が高齢化社会、14%以上が高齢社会といいます)
経済
- 金融ビッグバン
97年6月 証券取引審議会、金融制度調査会、保険審議会答申
97年12月 金融持ち株会社法成立(一般企業も独禁法により解禁)
98年4月 改正外為法施行
主な内容 ・内外資本取り引き自由化・為銀主義撤廃・指定証券会社制度廃止・株式手数料全面自由化など
1998年春までのトピック
- 98年通常国会成立法案
NPO法、公職選挙法改正、サッカーくじ法、被災者生活再建支援法、家電リサイクル法、補正予算、財政構造改革法など
- 規制緩和推進3ヵ年計画(98年3月閣議決定)
タクシー・国内航空の自由化、電力小売り(消費者への)の自由化、「飛び入学」推進
- 総合経済対策
98年2月の金融システム安定化策につづき16兆円をこえる対策を補正予算で実施
- 過去最低の完全失業率
98年5月は3,9%、失業者数277万人、有効求人倍率は0,58倍
- 環境ホルモン問題
ダイオキシン、PCB、DDT、ペンタクロロフェノール、トリブチルスズ、ビスフェノールA、フタル酸エステル、スチレンダイマー・トリマーなどが疑われている
- EU
98年3月第一回欧州協議会開催、単一通貨はユーロ、ユーロ不参加国はイギリス・デンマーク・スウェーデン・ギリシャ
- その他インド地下核実験、イラク査察問題、インドネシア暴動など
餅つき、羽根突き、福笑い、双六、かるた、めんこ、お手玉、独楽、けん玉、だるま落とし、正月の遊び10種の説明です。