科目別対策 経営学
経営学
経営学は楽勝科目ですね。
学者名なんかが行政・社会学にくらべると少ないので、覚えることもそんなにありませんし。
僕としては一番簡単だったなぁ、という印象でしょうか。
ただあんまり見かけない科目でもあります。
主なところだと国、国税、特別区、一部の全国型ぐらいですね。
それ以外を受験する人には全くいらない科目ですし、上記のところを受験する人でも面倒なら捨てることができます。もったいないから薦めませんが。
勉強期間は1週間もあれば充分。その後の復習も3日ぐらいでやり終えることができます。
試験直前の5,6月に1度復習の機会を設ければ、試験本番まで忘れずにすむんじゃないでしょうか。
ここではキーワードを載せておきます。
これをすべて理解できていれば、経営学に関してはさほど心配しなくてもいいのでは。
伝統的管理論と人間関係論
- 科学的管理法・・・テイラー、初の体系的管理論、課業、差別的出来高給制、職能別職長制組織
- フォードシステム・・・ヘンリーフォード、合理化と標準化、ベルトコンベヤーシステム、フォーディズム
- フォードシステムの標準化・・・黒色のT型フォードのみ大量生産
- フォーディズム・・・高品質、低価格、高賃金
- フェイヨール・・・管理過程論、命令系統一元化、専門化
- 管理過程・・・計画→組織→命令→調整→統制
- 伝統的管理論・・・合理性追求、金銭的刺激、単調化、人間機械化、時間的強制、人間疎外
- 人間関係論・・・メイヨー、レスリスバーガー、ホーソン工場実験、インフォーマル組織
行動科学論
- マズロー・・・欲求5段階説、生理的欲求→安全欲求→社会的欲求→尊厳の欲求→自己実現の欲求
- アージリス・・・成熟・未成熟論、受け身から能動的へ、参加的リーダーシップ、ボルボ方式
- マクレガー・・・XY論、Y理論重視、経営参加制度
- ハーツバーグ・・・動機づけ衛生論、衛生要因と動機づけ要因、職務拡大と職務充実
- ポーター・・・期待理論
- 行動科学的リーダーシップ論・・・レビン、ミシガン研究
- レビン・・・民主的リーダーシップの有効性
- ミシガン研究・・・リッカート、対人関係志向型リーダーシップ、参加的リーダーシップ
- 特性論・・・リーダーに備わる普遍的人格
- 状況適合論・・・フィードラー、ハーシィ、ブランチャード、小集団研究、状況により有効なリーダーシップは変化
近代組織論
- バーナード・・・「経営者の役割」、全人、協動、個人意思決定と組織的意思決定、誘因と貢献
- サイモン・・・合理性の限界、満足化原理、階層化、決定前提、意思決定プロセス
- 決定前提・・・価値前提と事実前提
- 意思決定プロセス・・・情報収集→代替案探索→代替案評価→選択→実施→フィードバック
経営組織構造・形態
- ライン組織・・・命令系統一元化、管理者負担増加
- 機能式組織・・・命令系統多元化、職能別職長制ベース、管理者負担軽減
- ラインアンドスタッフ組織・・・命令系統一元化、管理者負担軽減
- 職能別組織・・・長所〜スペシャリスト化、資源の共通利用、効率的、全社的統一
短所〜意思決定が遅れる、業績評価困難、経営者育成困難
- 事業部制組織・・・長所〜トップによる意思決定、業績評価容易、モチベーション効果、経営者の育成
短所〜資源重複、全社的統一困難、独立性が強い
- プロジェクトチーム・・・部門の枠を超えた協力体制、プロジェクト完成後解散、セクショナリズムの打破
- マトリックス組織・・・ヨコとタテ、二元的命令系統の同時採用、ラインアンドスタッフ+プロジェクトチーム
1960年代米国航空宇宙産業で採用、資源重複の是正、ツーボスシステム、権力闘争
- SBU・・・戦略事業単位、長期戦略策定
組織決定理論
- 官僚制論・・・マックスウェーバー、合法的支配、命令系統一元化、管理階層化
- チャンドラーの研究・・・「組織は戦略に従う」、特化なら職能別組織、多角化なら事業部制組織
- コンティンジェンシー理論・・・バーンズ、ストーカー、ウッドワード、ローレンス、ローシュ
- バーンズ、ストーカー・・・有機的組織と機械的組織
- ウッドワード・・・「技術が組織を規定」、大量生産なら機械的組織、単品生産なら有機的組織
- ローレンス、ローシュ・・・分化の存在、安定時ほど分化が小さい
企業戦略
- 経営戦略・・・アンゾフの定義、企業戦略・競争戦略・機能別戦略
- 資金調達方法・・・自社開発、M&A、合弁、提携、戦略的提携
- M&A・・・合併・買収、迅速な戦略展開が可能
- 合弁・・・共同出資で新会社設立、相互技術の吸収、相手からの制約を受ける
- 提携・・・短期間で技術上昇、相手が競争者になる危険がある
- 戦略的提携・・・資源不足解消、サントリーとペプシ
- アンゾフの企業戦略・・・市場浸透戦略、新市場開拓戦略、新製品開発戦略、多角化戦略
- 一般の企業戦略・・・専業戦略、垂直統合戦略、水平統合戦略、多角化戦略
多角化とPPM
- 同心円的多角化・・・関連多角化、シナジー効果がはたらく、失敗リスク小、戦略的柔軟性は損なわれる
- コングロマリット的多角化・・・無関連多角化、戦略的柔軟性を得られる、リスク分散
- シナジー効果・・・資源共通利用による相乗効果のこと
- PPM・・・プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント、ライフサイクルと経験曲線、ボストンコンサルティンググループ
- ライフサイクル・・・導入期、成長期、成熟期、衰退期
- 経験曲線・・・生産量が増えるほど単位コストが逓減
- PPMカテゴリー・・・問題児(導入期)〜成長率高、シェア低、投資>収入
花形(成長期)〜成長率・シェアともに高
金のなる木(成熟期)〜成長率低、シェア高
負け犬(衰退期)〜成長率・シェアともに低
金のなる木で得た資金を問題児・花形へまわす
競争戦略
- コストリーダーシップ戦略・・・製品標準化、ジャストインタイムなど、成長期におこなう
- 差別化戦略・・・価格以外で違いをアピール、コストがかかる、導入期・成熟期におこなう
- 焦点化戦略・・・競合しない市場に特化、セグメンテーション
- 価格政策・・・スキミングクリームプライジング、浸透価格政策
- フルライン化・・・差別化効果、コスト削減効果
その他
- マカーシー・・・4P(製品・価格・流通経路・プロモーション)
- 国際化ステップ・・・現地販売子会社設立→現地工場設立→統括子会社設立→研究・開発の現地化
- 日本的経営・・・終身雇用、年功序列、企業別組合、一括採用とOJT、稟議、ゼネラリスト育成
- 米国スタイル・・・短期雇用、個人責任、業種別組合、トップダウン、スペシャリスト
永代供養の仕方として、永代供養墓は個別の墓地や仏壇が必要ないのが便利ですが墓によっては個別のスペースがないためお花・お供えものなど自由に行えない場合があるので注意が必要です。
正月の準備の時期と「ことはじめ」について解説します。
仏教と女性についてブッタのことばに「スッタニパータ」ということばがある。この中には、明らかに女性差別なのではないかという記述がいくつか存在する。